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#東村山エール飯なう~第三回「一丁目酒場 学」

各SNSにどんどん投稿があげられている「#東村山エール飯」ですが、
「#東村山エール飯」に参加してくれているお店って今どんな様子なんだろう。
そんな素朴な疑問をぶつけてみるべく、お店に突撃インタビューをしてみました。
第三回目は東村山駅西口にある「一丁目酒場 学」さん。
早くからワンコイン弁当を提供し大人気のお店ですが、何故ワンコインなのか、店内営業再開への思いなどをオーナーの青山さんにお話を伺いました。
(※インタビュー内容は2020年5月7日取材時のものとなります。)

――テイクアウトは以前からやっていらしたんですか?


コロナ禍が始まった頃、姉妹店の「一丁目酒場 空」の方で「救済弁当」という形でワンコイン(500円)弁当をスタートしました。

だんだん個数も増えてきて、状況も変わってきて、今は「一丁目酒場 学」で販売を行うようになったんです。

ワンコインは利益的にはギリギリラインなんですが、今回のコロナの影響で仕事が減ったり収入が減ったりした方もいると思います。でも食事はしないといけない。そんな状況でもワンコインなら買って頂けるのではないかと、利益優先ではなく互いにwin-winになれればいいなという思いの中で始めました。ちょっとずつお客様も増えてきて、今では平日平均で50食ぐらいお求め頂いています。


決して潤っているとは言い難いですが、「一丁目酒場」の「在り方」意識してはいます。

うちはこの東村山駅西口で酒場としてスタートしたので、お弁当であったとしてもお求めやすくあるのが酒場の使命かなと思っていますし、メニューも「みんなが知っている美味いもの」を素材にもこだわって作っています。

今までよりも夜のメニューに力を入れて、よそに無いものはなんだろうと模索して、宮崎の地鶏を使った料理などを加えてメニューの刷新も考えてます。それと真空パックで調理したものの提供も始めようと思っているところです。


――「#東村山エール飯」の効果はありますか?


うちは路面店なので通りがかりで気づいて買っていってくださる方が多いですね。

SNSを見て買いに来られる方もいますが、この近辺は自分でチラシをポスティングした効果もあったんじゃないかなと思います。

お弁当を待っているお客さん同士でお弁当メニューをお薦めしてくれたりする光景は心温まりますよね。これが酒場の風景かなと(笑)

お店にあった「伝え方は」大事なのかなと思いますし、難しいなとも思いますね。エール飯の投稿もよく拝見していますが、いろんな人の考え方を見て、自分はどういうスタンスで料理を作ればいいのかなというのはよく考えます。


――5月11日から店内営業を始めるそうですね。

店内の準備も整えつつありますが、正直どういう反響があるのかなという不安もありますよ。

どこのお店もそうだと思いますが、売上も落ちていますし、材料や家賃の支払いもありますし、協力金などもありますがこれ以上続くともたないお店も出てくるような状況ですよね。

一日でも長くお店を続けるためにも、自粛営業の可能な範囲内で夜の営業を再開することに決めました。


それと並行して、先ほどお話した真空パックの提供や店で使用している秘伝のタレやドレッシングの販売を始めます。これから暑くなりますしお客様の安全も考えて、美味しいものを工夫して提供していけたらと思っています。

「おうち居酒屋」ができるようなセットものなんかも考えているところです。

お弁当はすぐ食べないといけないですが、真空パックで提供できればいつでも食べたい時に食べていただけますし、ご家庭で手軽にうちの店の味をそのまま楽しんでいただけるかなと思っています。

 

以前にも一度は検討したものの、いろんな思いが錯綜し、一旦は見送ったという店内営業。 ご来店いただくお客様の安全に配慮し、

席間には仕切りが設けられ、空調にも十分に気を使い、楽しい時間を過ごしていただけるようにと、インタビューをさせて頂いた日はまさにその準備を進めている最中でした。


今までと同じように…とはいきませんが、 「一丁目酒場 学」は少しずつその「在り方」を取り戻そうとしているようでした。

 

――最後にテイクアウトを利用してくれた方にメッセージを!

コロナに罹らないよう健康にだけは気をつけてください。


うちもなんとかこの状況を乗り切って、コロナ禍が落ち着きましたら今よりパワーアップして、お客さんに喜んでいただけるお店作りをしていきたいと思っています。




 

「一丁目酒場 学」 東村山野口町1-2-10 042-306-3411 Facebook


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